南アメリカの、「パンパ」と呼ばれる草原に棲んでいます。
英語で「PATAGONIAN HARE(パタゴニアのノウサギ)」と呼ばれていて、
一見ウサギやシカ、カンガルーのようでもありますが、モルモットと同じ仲間です。
岩の間などに棲んでいると、ずんぐりむっくりとした短足のモルモット型になり、
草原に棲むと足長のマーラ型になるという、
生息環境が動物の体形を決定するという典型でもあります。
走ることに適応していて、足は細くて長く、後足の鈎爪は蹄状になっています。
40頭くらいまでの小さな群れで暮らし、自分で掘った穴などに棲んでいます。
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