目 | カメ目 |
科 | リクガメ科 |
体長 | 甲長:20〜30cm(オスよりもメスの方が大型) |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | ミャンマー中部固有種 |
食べ物 | 植物も動物も食べる雑食なのですが、詳細は不明 |
主な特徴 |
一時期は絶滅したと思われていた、かつての「幻のリクガメ」です。 生態のよく分かっていないカメです。 熱帯雨林気候にある熱帯雨林やその周辺に生息します。 繁殖形態は卵生で、2月に少数の卵を産んだ例があります。 背甲はインドホシガメと比較するとやや扁平で、上から見ると細長いです。 背甲の甲板ごとに放射状に灰褐色や黄褐色の斑紋が入ります。 この放射状の斑紋が星の様に見えることが、和名や英名(star=星)の由来になっています。 開発による生息地の破壊、食用の乱獲などにより生息数は激減しています。 ミャンマーでは法的に保護の対象とされ、採集や輸出が禁止されています。 一方で1996年頃から日本に少数輸入されており、生息地で養殖されたという個体が 流通することもあります。 しかし密輸されることもあり、日本やミャンマーで摘発された例もあります。 またミャンマーでは摘発された個体を野生に返す試みも進められています。 ペットとして飼育されることもあります。テラリウムで飼育されます。 乾燥と低温に弱いため、ある程度の湿度を保った上でやや高温を維持し、小型の保温用の電球等を ケージ内の一部へ照射し、局所的に高温の部分を作ります。 紫外線を含むフルスペクトルライト等を点灯しますが、強い光を嫌う個体もいるためコルクバーグや 市販されているシェルターなどで隠れ家を作ります。 水容器は水に浸かる事を好むため、浅くて出入りがしやすく大型の物を設置します。 飼育下では野菜、果実、リクガメ用の配合飼料などを与えます。 餌に対してはカルシウム剤等のサプリメントを振りかけて、栄養価を上げます。 野生下では動物質も摂取しますが、飼育下で動物質(高タンパク質)の餌を与え過ぎると 背甲が甲板ごとに盛り上がってしまうことがあります。 ワシントン条約附属書IIに掲載され、取引は制限されています。 絶滅危惧種(絶滅寸前)です。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) | 野毛山動物園 |