目 | カメ目 |
科 | リクガメ科 |
体長 | 最大甲長83cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | 32〜45kg |
分布 |
エリトリア、エチオピア、スーダン、セネガル、ソマリア、チャド、ニジェール、マリ共和国、 ブルキナ・ファソ、ベニン、モーリタニア |
食べ物 |
食性は植物食で、主にイネ科の植物、多肉植物を食べますが、草、低木の葉、花、果実なども食べます。 野生下では水がある期間が限られた環境に生息しているため、食物や代謝によって生じた水分を 摂取します。 |
主な特徴 |
ガラパゴスゾウガメ、アルダブラゾウガメに次いで、3番目に大きなリクガメです。 名前の由来になっている後ろ足の付け根付近の「蹴爪」のように発達した突起があることが特徴です。 砂漠の周辺やサバンナに生息します。 主に薄明薄暮性で、昼間や夜間は自分で掘った穴、他の動物の巣穴もしくはそれを拡張した 巣穴の中で休みます。 乾季になると巣穴の中で休眠することもあります。 繁殖形態は卵生で、成体のオス同士で体当たり、噛みつく、ひっくり返すなどして争います。 野焼きや開発による生息地の破壊、乾燥化、食用やペット用の乱獲などにより生息数は激減しています。 2000年にフランスの提案により、野生個体の輸出割当が0頭と厳しく制限され、飼育下繁殖個体のみ 国際取引が可能とされました。 2000年における生息数は18,000〜20,000頭と推定されています。 ペットとして日本にも輸入されています(飼育下繁殖個体のみ)。 大型化するため、数畳分の乾燥したスペースおよびその保温設備を用意できない限りは、 飼育は勧められません。 ワシントン条約附属書IIに掲載され、取引は制限されています。 絶滅危惧(VU)(危急種)です。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) | 夢見ヶ崎動物公園、埼玉こども動物自然公園、野毛山動物園 等 |