目 | カメ目 |
科 | リクガメ科 |
体長 | 甲長:12〜20cm 最大22cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | 約1.5kg |
分布 |
中央アジア西部(アフガニスタン、イラン、ウズベキスタン、カザフスタン、パキスタン、 トルクメニスタン、タジキスタン、キルギス、中国新彊西部) |
食べ物 | 食性は植物食で、植物の葉、花、果実などを食べます。 |
主な特徴 |
ホルスの呼び名で有名な四本指の小型のリクガメです。 岩石砂漠やステップなどに生息し、農耕地などにも生息します。 長さ3〜4メートル、深さ1メートルに達する穴を掘ることもあり、その中で北部や高地に 分布する個体群は冬季に、南部や乾燥地帯に分布する種は夏季に休眠します。 夏季も冬季も休眠し、年間を通して3か月しか活動しない個体群もいます。 繁殖形態は卵生で、1回に3〜5個の卵を産みます。 牧草や農作物を食害する害獣とみなされることもあります。 生息地の破壊、害獣としての駆除、薬用やペット用の乱獲などにより、生息数は減少しています。 ペットとして日本にも輸入されています。 主に野生個体や卵を採取して孵化させた個体が流通しますが、 日本国内での飼育下繁殖個体も流通しています。 1960年代にイランやソビエト連邦から大量に輸入され、1980年代に流通量は減少しましたが、 1990-2000年に再び流通量が増加、中央アジアや西アジアの旧ソビエト連邦領産の個体が 現在は多く流通しています。 ワシントン条約附属書Uに掲載され、取引が制限されています。 絶滅危惧(VU)(危急種)です。 中国では「一級重点保護野生動物」に指定されています。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |