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目 | 甲虫目 |
科 | ツチハンミョウ科 |
体長 | 9〜23mm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | 北海道、本州,四国,九州,対馬,佐渡,伊豆諸島 |
食べ物 |
成虫は草の葉。 幼虫はハナバチ類の巣に寄生して卵や花粉,蜜を食べます。 |
主な特徴 |
巨大な腹部を持つツチハンミョウの一種です。 黒藍色で、腹部が丸く膨れた甲虫です。頭部と胸部はアリに似ています。 林に隣接した草原などで見られ、地表を歩き回っていることが多いです。 飛ぶことはできません。 ハンミョウと名が付きますが、ハンミョウとは全くの別種です。 ツチハンミョウの仲間は、前翅が短く、腹部がむき出しになっています。 変態の仕方に特徴があり、3齢幼虫では蛹と似た姿になって、歩くことも食べることもしません。 更に脱皮することで蛹となり、このような変態を過変態と呼びます。 土中に数千個に及ぶおびただしい数の小さな黄色い卵を産み、孵化した幼虫は花の上で待機し、 飛んで来たマルハナバチにつかまって、マルハナバチの巣に侵入します。 巣に侵入した幼虫は、卵や貯蔵してある花粉、蜜などを食べて成長します。 本種は触れたりするとカンタリジンという有毒物質を分泌します。 不用意に触れると水泡性皮膚炎になるので注意が必要です。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |