タイリクオオカミ
(大陸狼)

(別名:ヨーロッパオオカミ)



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タイリクオオカミ(大陸狼・ヨーロッパオオカミ) タイリクオオカミ(大陸狼・ヨーロッパオオカミ)
食肉目
イヌ科
体長
80cm~160cm
尾長
30cm~60cm
体高
650cm~100cm
体重
オス 20kg~80kg、メス 18kg~60kg
分布
ヨーロッパ中部~北部、シベリア
食べ物
大・中型有蹄目、小動物
主な特徴
オオカミは大きく分けて、「タイリクオオカミ」と「アメリカオオカミ」の2種に
分けられています。かつて日本にもいた「エゾオオカミ」と「ニホンオオカミ」は
タイリクオオカミの亜種です。

一頭のオスと一頭のメスを中心とする七~十三頭の群れで生活します。
時には三十頭以上の大きな群れを成すこともあるようです。
オオカミの群れはパックと呼ばれ、パックの中の成体のオオカミは
全て順位が決まっていて、最も高い順位のオスをアルファオス、
同じく最も高い順位のメスをアルファメスと呼びます。
アルファオスとアルファメスがつがいになって子供を産みます。
出産期は春で、一回に一頭から十一頭、平均六頭産まれます。
子供が産まれるのは、土に掘った巣穴の中です。子供は五週間ほど
母親の乳を飲んで育ち、秋の初めくらいになるとパックの成体達に混じって、
狩りに出かけられるようになります。
オオカミの群れの絆はとても強くて、狩りや子育ては群れ全体で
協力して行なわれます。

よく知られているようにオオカミは肉食の動物で、
他の多くの動物を襲って食べます。
しかし、彼等はやたらに他の生き物に危害を加える殺し屋ではありません。
現在では、ほぼ全ての研究者が、オオカミがイヌの祖先だったと推定しています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
多摩動物公園

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