目
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食肉目 |
科
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ネコ科 |
体長
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44〜107cm |
尾長
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20〜44cm |
体高
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肩高およそ40cm |
体重
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3.0〜7.0kg |
分布
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東南アジアから中国,ウスリーまで分布し,日本には対馬に1亜種ツシマヤマネコがすみます。 |
食べ物
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食性は動物食で、哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、魚類、昆虫などを食べます。 |
主な特徴
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毛皮は変化に富み、南方の種は黄色であるが、北方の種は銀白色をしています。 胸部ならびに頭部下側は白色、全身に黒斑があり、亜種によっては黒点であったり、 バラに似た形状の模様であったりします。 平均してイエネコと同程度の体長ですが、地域差が見られます。 インドネシア棲息の種は平均して頭胴長45cm・尾の長さ20cmであるのに対して、 アムール棲息の種は平均して頭胴長60cm・尾の長さ40cmとやや大きいです。 ベンガルヤマネコの棲息地は森林や熱帯雨林の広がる低地ないし山地で、 乾燥した地域に通常は棲息しません。 流水の近くを好み、3000m級の高地で目撃されることもあります。 木登りが得意で、泳ぐこともありますが滅多にはしません。 日本ではツシマヤマネコが1971年に国指定の天然記念物、 1994年に種の保存法により国内希少野生動植物種に指定(亜種イリオモテヤマネコも)されています。 また亜種イリオモテヤマネコが1972年に国指定の天然記念物、 1977年に特別天然記念物に指定されています。 日本国内では1970年に東山動植物園が初めて本種の飼育下繁殖に成功しました。 ヤマネコは毛皮として珍重されるうえ、生息地が減っているために、急激に数が減っています。 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (北海道、関東) |
井の頭公園 |