エゾアカガエル

(蝦夷赤蛙)


(学名:Rana pirica Matsui  英名:Ezo Brown Frog)



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エゾアカガエル お、お前は何ら〜!
交尾中!(上がオス) 変態直後の幼体
オタマジャクシ エゾアカガエルの卵
無尾目
アカガエル科
体長
オス:46〜55mm  メス:54〜72mm (メスのほうが大きい)
尾長

体高

体重

分布
北海道(歯舞諸島にも記録があります)
食べ物
食性は動物食で、小さなクモや昆虫、土壌動物を食べます。
オタマジャクシは雑食で、腐食した落ち葉や生物の死骸なども食べます。
主な特徴
中型のカエルで、平地から山地の森林、草原や湿原等に生息します。
繁殖期の4〜5月には池沼や水溜りなどで繁殖し、産卵します。
アカガエルとしては太っていて足が短いです。
道外のヤマアカガエルに似ていますが、足はやや短くずんぐりして、跳躍力は劣ります。
オスの左右の頬には鳴のう(鳴き袋)が一つずつあり、小刻みに震えるように「キャラララ、キャラララ」と
鳴きます。繁殖期以外ではほとんど鳴きません。
オタマジャクシは約2か月で変態しますが、中には変態せずにオタマジャクシのまま越冬する個体もいます。

繁殖期の4〜5月、1匹のメスは700〜1100個の卵を産みます。
産卵直後の卵は小さいですが、水を吸って膨らみます。
エゾアカガエルとエゾサンショウウオは同じような所で卵を産むので、混生しているのもよく見かけます。
2〜3年で成熟します。

冬眠は4〜11月です。
水底で冬眠すると言われていますが、倒木の下や朽木の中で見つかる場合もあります。

学名の種小名「pirica」は、アイヌ語で美しいを意味します。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道)
円山動物園 等




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