ドゥクラングール


(別名:アカアシドゥクラングール、ドゥクモンキー)


(学名:Pygathrix nemaeus  英名:Red-shanked Douc Langur)



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ドゥクラングール(アカアシドゥクラングール、ドゥクモンキー) ドゥクラングール(アカアシドゥクラングール、ドゥクモンキー)
霊長目(サル目)
オナガザル科
体長
55〜82cm
尾長
55〜77cm
体高

体重
約14kg
分布
インドシナ半島東部 (ベトナム、ラオス、カンボジア)
食べ物
食性は草食で、木の葉、果実、花や種子等
主な特徴
熱帯多雨林およびモンスーン林で海抜2000m以上に生息しています。
カラフルな毛皮をまとい、「世界一美しいサル」と呼ばれています。
10頭程の群れで生活しています。リーフイーター(葉喰いザル)の仲間で、木の葉や果物などを主食と
し、食べ物を仲間同士で分け合う行動が確認されています。
また、母親に死なれた子供に他のメスが授乳したり、オスが面倒を見るなどの観察例もあります。
南方に分布している脚の黒い亜種と区別してアカアシドゥクラングールとも呼ばれます。

ベトナム戦争の時に、米軍によって散布された枯葉剤によって生息地の大半を失って数が激減し、
生存が極めて危険な状態にあります。
また、ペット用の狩猟(密漁)も後を絶ちません。

ワシントン条約附属書Tに記載され、取引は厳しく制限されています。
絶滅危惧(EN)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
ズーラシア 等




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