オオミユビトビネズミ

(大三指跳鼠)


(別名:グレイター・エジプシャン・ジェルボア、オオミミ・カンガルーラット、ミユビ・トビネズミ)


(学名:Jaculus orientalis  英名:greater Egyptian jerboa)



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オオミユビトビネズミ(グレイター・エジプシャン・ジェルボア、オオミミ・カンガルーラット、ミユビ・トビネズミ) オオミユビトビネズミ(グレイター・エジプシャン・ジェルボア、オオミミ・カンガルーラット、ミユビ・トビネズミ)
ネズミ目(齧歯目)
トビネズミ科
体長
(頭胴長)9.5〜16cm
(後足長)5〜7.5cm
尾長
13〜25cm
体高

体重
55〜135g
分布
モロッコからイスラエル
食べ物
食性は雑食性で、種子、草木、小さな昆虫の幼虫等を食べます。
主な特徴
砂漠やサバンナなどの乾燥地帯に生息しています。夜行性で、昼間は地中深い巣穴の中で休み、
夜の涼しい時間に外へ出てエサを食べます。水を飲まずに食物から水分を補給することができる特殊な
体の構造は、乾燥した厳しい環境に適応した結果といえます。
また、走る時は長い後足でカンガルーのように飛びはね、最大3m近くもジャンプして効率よく移動できます。
ゆっくりと歩く事もできます。

トビネズミ特有の長い足と尾、非常に大きな目と耳が特徴です。
基本的にトビネズミは後足の指が5本あることに比べ、この種は3本しかありません。足全体には少なく毛が
生えていますが、足の裏には細かい毛が密生しています。これは、高温になった砂の上を歩くことにも
耐えることができるよう、このような仕組みとなっていると考えられます。

砂漠に生息しているため、水分を出来るだけ体内に残すよう、数日に一度凝縮した尿を排出します。
野生個体でも警戒心の薄い個体が多く、非常におっとりとしています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)




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