トウキョウトガリネズミ

(東京尖鼠)


(学名:Sorex minutissimus hawkeri   英名:Ezo least shrew / Eurasian least shrew)



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トウキョウトガリネズミ(東京尖鼠)
トガリネズミ目(旧 食虫目)
トガリネズミ科
体長
(頭胴長)39〜49mm
尾長
27〜31mm
体高

体重
1.2〜2.0g
分布
北海道のサロベツ原野、幌延町や猿払村、東部の浜中町の火散布沼、標茶町の虹別、標津町、
釧路町の入境学、白糠町、根室町、鹿追町などで生息が確認されています。
国外では、朝鮮半島の一部を含むユーラシア北部に分布。
食べ物
食性は動物食で、コオロギやクモなどの昆虫類。
主な特徴
極めて小さなモグラの仲間で、世界最小の陸生哺乳類です。
ユーラシア大陸北部に広く分布するチビトガリネズミの亜種です。
ササや低木がまばらに生える草原や湿原周辺の草地などに生息します。体が小さいため、約30分おきに
採食と休息を繰り返します。
普通、小さな動物はよく動き回りますが、トウキョウトガリネズミはしばし草の陰で休み、エネルギーを無駄に
使わないようにしています。
体毛は、背面が暗褐色で、腹面が銀灰色です。体毛の長さは、背中側で約3mmです。
生息数が少ないため、生態についての情報が少ないのが現状です。

トウキョウという名前であるものの、日本では北海道に分布します。
胆振管内鵡川町周辺で新種として1903年に発見されたのですが、発見者であるホーカーが標本ラベルに
「エゾ(Yezo)・蝦夷」を「エド(Yedo)・江戸」と誤表記したのが名前の由来です。

絶滅危惧(VU)(危急種)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
多摩動物公園



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