ベネットワラビー


(別名:ベネットアカクビワラビー、アカクビワラビー)


(学名:Macropus rufogriseus  英名:Red-necked Wallaby , Bennett's Wallaby)



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ベネットワラビー(ベネットアカクビワラビー、アカクビワラビー) ベネットワラビー(ベネットアカクビワラビー、アカクビワラビー)
ベネットワラビー(ベネットアカクビワラビー、アカクビワラビー) ベネットワラビー(ベネットアカクビワラビー、アカクビワラビー)
有袋目
カンガルー科
体長
65〜92cm
尾長
62〜88cm
体高

体重
11〜27kg
分布
オーストラリア南東部のクイーンズランド州ロックハンプトン以南、ニューサウスウェールズ州東部、
ビクトリア州およびタスマニア(バス海峡諸島を含む)。
食べ物
食性は草食性で、草、木の葉、木の枝、果実等
主な特徴
主にユーカリなどの硬葉樹林の疎林で暮らしています。
体色は全体的に赤茶色から灰褐色で、首の周りは体色よりも赤みを帯び、また全身に白い毛が
白髪のように混ざります。
大きな後ろ足で力強くジャンプし、長い尾で体を支えます。また、小さな前足で器用に小枝を
つかむこともできます。
アカクビワラビーの名は、首筋の毛に赤味があることに因みます。

朝や夕方に行動が活発になる薄明薄暮性で、主に単独性ですが、採餌の際には群れになることが
あります。

ベネットアカクビワラビーには2亜種あり、オーストラリア南東部に生息するものは
オーストラリアアカクビワラビー、タスマニア等の島嶼にいるものがベネットアカクビワラビーとされ、
日本の動物園などで見られるのはベネットアカクビワラビーです。

繁殖期は大陸亜種は一年中であるが夏に多く、またタスマニア亜種は12月から7月にかけてです。
両亜種ともに妊娠期間は約30日間で、新生児は自力で母親の育児嚢までたどり着き、乳首を探します。
子供は約280日間で育児嚢から出るようになり、徐々に草を食べ始め、12-17ヶ月で乳離れをします。
その後、オスは約24ヶ月以内に母親の行動圏から出て行きますが、メスは同じ地域に残ることが多いです。
外敵はディンゴやキツネ、猛禽類などで、特に母親のそばにいる幼獣が狙われやすいです。

寿命は12〜15年程度です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
円山動物園




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