ウシ

(ジャージー)




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(学名:Bos taurus  英名:Cattle(Jersey))

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ウシ(ジャージー種) ウシ(ジャージー種)
ウシ(ジャージー種) ウシ(ジャージー種)
ウシ目(偶蹄目)
ウシ科
体長

尾長

体高
オス:約130cm  メス:約140cm
体重
オス:約400kg  メス:約700kg
分布
世界中に広く分布
食べ物
食性は植物食で、主に草。
主な特徴
ジャージー(Jersey)は、牛の品種のひとつで、乳牛として飼育されています。
ホルスタイン程ではありませんが、世界中に広く分布しており、バター等乳製品を多量に生産している国
(デンマーク、ニュージーランド等)では最重要品種です。
ヨーロッパでは多くの品種が生み出されてきました。ジャージーは乳の量が少ないかわりに脂肪が多く、
バターなどの乳製品を作るのに最適です。

イギリス領海峡諸島のジャージー島原産で、在来のブルトンとノルマンとの交雑に発しますが、
過去600年程純粋に保たれているといわれ、斉一性が高いことで知られます。

毛色は、明るい淡褐色から暗い黒褐色まで様々ですが、単色で体の下部や四肢の内側は色が淡く、
頭、頸(くび)、尻(しり)に濃色のボカシのあるものがほとんどです。
体はホルスタインに比べて小型で、細くてきゃしゃな骨格をしており、顔はしゃくれていて目が大きいので、
鹿のような可憐な印象を与えます。性質は活発ですが、やや神経質です。
体が小さいため、乳量は年間約3,500kg程とそれほど多くありません。

日本では1874年(明治7年)にアメリカから輸入され、国内では群馬県において小規模に飼育される程度で
あまり増えませんでしたが、専業搾乳業者が飲用乳の乳脂率を調整するために少数飼育されていました。
その後25,000頭程までに増えましたが、牛乳メーカーが歓迎せず、また、飲用乳地帯の拡大に伴い、
乳量が多いホルスタイン種に押されて激減し、現在の国内飼養頭数は8,000〜10,000頭余りであると
推測されます。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
千葉市動物公園 等




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