マレーバク

(馬来獏)


(学名:Tapirus indicus  英名:Asian tapir , Malayan tapir)



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マレーバク(馬来獏) マレーバク(馬来獏)
ウマ目(奇蹄目)
バク科
体長
185〜240cm
尾長
5〜10cm
体高
(肩高)90〜105cm
体重
250〜500kg
分布
インドネシア(スマトラ島)、タイ南部、マレーシア(マレー半島)、ミャンマー
食べ物
食性は植物食性で、草、水草、木の葉、芽、小枝、果実等
主な特徴
河川や沼地の周辺にある多雨林に生息しています。
夜行性で、群れは形成せず、単独で生活します。危険を感じると茂みや水中へ逃げ込みます。
頭部から肩、四肢の体色は黒く、胴体中央部の体色は白色です。これにより夜間では白色部が際立つ
ことで輪郭が不明瞭になり、トラなどの捕食者に発見されにくくなると考えられています。
前足に4本、後ろ足に3本の指があります。
生後6か月以内の幼獣には白い縦縞が入り、その姿はまさにウリ坊です。
現存するバク4種のうち、唯一アジアに生息しており、バクの仲間では最も体が大きい種です。

開発による生息地の破壊、娯楽やペット用の狩猟などにより生息数は激減しています。
ワシントン条約附属書Iに記載され、取引は厳しく制限されています。
絶滅危惧種(EN)(近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
千葉市動物公園、多摩動物公園、円山動物園 等




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