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目 | ウシ目(偶蹄目) |
科 | ウシ科 |
体長 | オス:250〜350cm メス:220〜280cm |
尾長 | オス:50〜110cm メス:45〜100cm |
体高 | (肩高)オス:150〜200cm メス:140〜170cm |
体重 | オス:650〜1,350kg メス:430〜700kg |
分布 |
ポーランドやベラルーシ、ロシア、リトアニア、ルーマニア、ウクライナなどの保護区。 以前はヨーロッパ西部からレナ川以西まで分布していました。 |
食べ物 | 食性は植物食で、主に木の葉や樹皮を食べますが、芽、果実、地衣類、キノコなども食べます。 |
主な特徴 |
開けた森林やステップに生息します。メスと幼獣からなる小規模な群れを形成して生活しますが、大規模な 群れを形成することもあります。オスは単独で生活するか、若いオスのみで群れを形成します。 ヨーロッパの陸性動物のなかで、最大の動物です。 繁殖形態は胎生で、7〜9月に交尾を行い、妊娠期間は254〜272日です。4〜6月に1頭の幼獣を産みます。 授乳期間は7〜12ヶ月で、生後2〜4年で性成熟し、寿命は約40年です。 開発による生息地の破壊、食用の乱獲、家畜との交雑などにより生息数は激減しました。 20世紀までにベラルーシとポーランドの国境付近(ピアロウィーザ)とカフカース山脈の個体群を除いて 絶滅、さらに1919年にピアロウィーザの個体群が、1925年にカフカース山脈の個体群が絶滅したことにより 野生個体は絶滅したとされます。 しかし、ロシア皇帝が各地の動物園に贈った個体に由来する個体の再導入が、主にヨーロッパ東部や 旧ソビエト連邦領の地域で進められています。 現在の生息数は、ポーランドやベラルーシ、ロシア、リトアニア、ルーマニア、ウクライナなどの保護区に ほぼ野生状態のものが690頭、他に世界各国の動物園に飼われているものを含めて約1000頭程に なっています。 絶滅危惧種(危急種)です。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (北海道、関東) | 東武動物公園 等 |