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目 | オウム目 |
科 | インコ科 |
体長 | 55〜60cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | 450g〜650g |
分布 | ボリビア中部(固有種) |
食べ物 | 食性は植物食で、草、果実、サボテン等 |
主な特徴 |
標高1100〜3000mの峡谷内にある落葉樹林、藪地などに生息しています。 非繁殖期には大規模な群れを形成して生活します。昼行性で、夜間になると崖で休みます。 全身は緑色の羽毛で被われ、耳孔後部、肩はオレンジがかった赤い羽毛で被われています。尾羽上面の 色彩は緑褐色で先端が青く、尾羽下面の色彩は黄褐色です。翼上面の色彩は緑、翼下面や人間でいう 手首(翼角)を被う翼の色彩はオレンジがかった赤です。風切羽上面の色彩は緑青色で、風切羽下面の 色彩は黄色です。 眼の周囲が羽毛が無く、ピンクがかった白い皮膚が露出し赤や暗褐色の短い羽毛がしま状に生えます。 虹彩はオレンジ色で、クチバシの色彩は黒灰色です。 繁殖形態は卵生で、集団繁殖地(コロニー)を形成することもあります。10〜4月に岩の割れ目に1〜3個の 卵を産みます。飼育下での抱卵期間は26日です。雛は孵化してから70〜73日で巣立ちます。 枝から枝へ移動する際には,クチバシを「第3の足」として利用します。 コンゴウインコ類は土を食べます。これはミネラルを摂るためと言われています。 現地ではトウモロコシなどを食害する害鳥とみなされることもあります。 コンゴウインコはポピュラーではありますが、手間のかかるペットです。購入するにも、もらい受けるにも、 また世話をするのも費用がかさみ、要求が多く、そして何よりも声が大きく、やかましい鳥です。 しかし、飼い主には非常によく懐きます。人の話し言葉を上手に使う能力を持った、知的な種です。 開発による生息地の破壊、害鳥としての駆除、ペット用の乱獲などにより生息数は激減しています。 ワシントン条約附属書Tに記載され、取引は厳しく制限されています。 絶滅危惧種です。 |
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