ビンズイ

便追


(学名:Anthus hodgsoni  英名:Olive-backed Pipit



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ビンズイ(便追)
スズメ目
セキレイ科
体長
15〜16cm
尾長

体高

体重
19〜27g
分布
西シベリアからロシア極東、サハリン、朝鮮半島、中国東北部にかけてとヒマラヤ付近で繁殖し、冬季は
インドや東南アジア、フィリピン、台湾などの温暖な地域に渡り越冬します。
日本では漂鳥または夏鳥として四国以北の山地で繁殖し、冬は暖地に移動します。北海道や本州北部
では平地でも繁殖します。
食べ物
食性は雑食で、夏は動物質の昆虫が主食で、ヒナにもチョウ、ガ類の幼虫、バッタ、ムカデ、ハチ、ハエ、
ガガンポ、甲虫などを与えます。冬は主に植物の種子などが主食になります。主に地上で採食します。
主な特徴
繁殖期は、低山から亜高山の林、林縁、木の疎らに生えた草原などに生息します。非繁殖期は低地の
松林で観察されることが多いです。
北海道や東北地方北部では、海岸近くから山地まで普通に見られます。
驚くと飛び立ってすぐ枝に止まり、他のセキレイ類と同様によく尾を上下に振ります。
木の上によくとまることから,「キヒバリ」とも呼ばれました。
タヒバリによく似ていますが、眼の後方に薄い褐色の斑、その下方に黒斑があることで見分けられます。
「ツイツイチョイチョイチ」、「ズイズイズイ」などと鳴き、地鳴きは「ヅィーーー」です。

年2回繁殖することが多く、草地、崖、土手の窪みに草の茎などを用いて椀形の巣を作り、5〜8月に3〜5
個(平均4.2個)の卵を産みます。卵は暗い茶色で黒っぽい斑点があります。抱卵期間は12〜13日で、
メスまたはオスメス共同で抱卵します。ヒナは約10日で巣立ちします。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
上野動物園 等




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