ハクトウワシ

白頭鷲


(学名:Haliaeetus leucocephalus  英名:Bald eagle



【動物図鑑内検索】


(写真をクリックで拡大します)
ハクトウワシ(白頭鷲) ハクトウワシ(白頭鷲)
タカ目
タカ科
体長
71〜96cm  (翼開長)168〜244cm
尾長

体高

体重
3〜7kg
分布
北アメリカ大陸(アラスカなど)の沿岸部に広範囲に分布。
最も多いのはアラスカとカナダです。
食べ物
食性は動物食で、主に大型の魚を捕食するほか、水鳥や哺乳類、爬虫類、動物の死骸なども食べます。
主な特徴
海岸や川沿い、湖沼の近辺に生息しています。
日本のオオワシ,オジロワシに近縁の大型のワシです。
頭部が純白のためハクトウワシ(白頭鷲)の名があります。体は褐色で尾も白いです。
幼鳥は全身が褐色の斑点で覆われ、成長と共に頭部の白さがはっきりとしてきます。
寿命は野生下で28年前後です。

水辺近くの樹上、岸壁、地面などに営巣し、繁殖期は南部では10〜4月、北部では4〜8月です。
通常、1年に1度、2個の卵を産みます。
鳥類では最大級の巨大な巣を作り、記録上で最大の巣は、幅3m、高さ6m、重量は2トンを超えていました。

アメリカ合衆国では、一時は乱獲、森林伐採による営巣地の減少、スポーツとしての狩猟や漁場の保護とい
う名目での捕獲、エサとなる魚の農薬による汚染やポリ塩化ビフェニル(PCB) による汚染などによって分布
域が縮小し、個体数も激減しました。
1967年に絶滅危機(絶滅寸前)に分類されましたが、その後、個体数の順調な回復と生息地の存続状況を
受け、1994年には絶滅危惧(近い将来、存続が危ぶまれる状態)に変更。そして、2007年6月29日には米国
絶滅危機種リストから完全に除外されました。

アメリカ合衆国の国鳥であり、アメリカ合衆国の国章に描かれています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
多摩動物公園 等




動物図鑑(どうぶつずかん)TOPへ戻る(動物図鑑に戻る)
TOP・動物写真のホームページ
動物別ギャラリー
動物写真のブログ