目 | スズメ目 |
科 | ヒバリ科 |
体長 | 約17cm (翼開長)約32cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 |
アフリカ大陸北部、ユーラシア大陸、イギリス、日本に分布。 日本では全国で見られます。周年生息する留鳥です。 |
食べ物 |
食性は植物食傾向の強い雑食で、主に種子を食べますが昆虫、クモなども食べます。 地表を徘徊しながら採食を行います。 |
主な特徴 |
牧場、草原、河原、農耕地、埋立て地等に生息しますが、丈の低い草が疎ら(まばら)に生え、露出した 地面の多い乾操地を好みます。 オスは繁殖期の間は、さえずりながら空高く飛んでホバーリングしながら縄張りを宣言しますが、それ以外 は地上での行動が多いです。 繁殖期には番(つがい)で生活し、非繁殖期には小さな群れで生活します。 オスは頭部の冠羽をよく立てますが、メスはあまり立てません。 さえずりは「ピーチュクリーチュル」、地鳴きは「ビュルッ、ビュルッ」です。 全体が黄褐色で、頭、背、翼の上面には淡褐色の羽縁と黒褐色の斑があります。頭には短い冠羽があり、 立てたり閉じたりします。後指の爪が特に長く、胸には縦斑があり、腹部にはありません。腹部の脇には黄 褐色部分があります。尾の両側は白色です。クチバシは黄褐色で、先端が黒いです。 地表(主に草の根元)に窪みを掘り、植物の葉や根を組み合わせたお椀状の巣をメスが作ります。1回に3〜 5個の卵を産み、抱卵期間は11〜12日、ヒナは孵化してから9〜10日で巣立ちます。 日本では飼い慣らしたヒバリを放ち、そのさえずりと高さを競わせる「揚げ雲雀」と呼ばれる遊びがありまし た。現在では鳥獣の保護及び狩猟の適正化に関する法律によりヒバリの愛玩目的の飼育は認められてい ません。 ヒバリという名は、晴れた日にさえずるところから「日晴」、それがなまって「ヒバリ」になったという説が有力で す。 日本の以下の都道府県でレッドリストの指定を受けてます。 ・絶滅危惧II類 - 東京都区部、北多摩、南多摩(西多摩は準絶滅危惧) ・準絶滅危惧 - 福島県、山口県 ・一般保護生物(D) - 千葉県(環境省の準絶滅危惧相当) ・その他 - 神奈川県(繁殖期・減少種) 日本の以下の自治体の指定の鳥です。 ・北海道:帯広市、東神楽町、大樹町 ・青森県:六戸町 ・山形県:庄内町 ・福島県:南相馬市 ・茨城県:石岡市、つくばみらい市、八千代町、河内町、五霞町 ・栃木県:真岡市、芳賀町、壬生町、高根沢町 ・群馬県:吉岡町、板倉町 ・埼玉県:所沢市、熊谷市、入間市、川島町、吉見町、三芳町 ・千葉県:野田市 ・東京都:府中市、瑞穂町 ・神奈川県:相模原市 ・山梨県:昭和町 ・長野県:南牧村 ・静岡県:富士宮市 ・石川県:川北町 ・岐阜県:輪之内町 ・三重県:東員町 ・滋賀県:甲西町、今津町、中主町、湖東町 ・福岡県:大刀洗町 ・熊本県:嘉島町、菊陽町、あさぎり町 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |