ホトトギス

(杜鵑)


(学名:Cuculus poliocephalus  英名:Lesser Cuckoo)



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 ホトトギス(杜鵑) ホトトギス(杜鵑)
カッコウ目
カッコウ科
体長 27〜31cm
尾長
体高
体重
分布 アフリカ東部、マダガスカル、インドから中国南部まで分布します。
日本では、5月中旬頃、九州以北に夏鳥として渡来しますが、九州と北海道では少ないです。
食べ物 食性は動物食で、昆虫を主食としています。
主な特徴 低地から山地のササ藪のある林に生息します。
托卵相手であるウグイスの生息環境と一致しています。
オスの鳴き声はけたたましいような声で、「キョッキョッ キョキョキョキョ!」と聞こえ、「ホ・ト・…・ト・
ギ・ス」とも聞こえます。早朝からよく鳴き、夜に鳴くこともあります。
この鳴き声の聞きなしとして「特許許可局」や「テッペンカケタカ」が知られています。

ヒヨドリより少し大きく、ハトより小さいです。頭部と背中は灰色で、翼と尾羽は黒褐色をしています。
胸と腹は白色で、黒い横しまが入りますが、この横しまはカッコウやツツドリよりも細くて薄いです。
目の周りには黄色のアイリングがあります。
雌雄同色ですが、メスには赤色型が存在します。ツツドリの赤色型との見分けは困難です。

ホトトギスは
托卵をします。主にウグイスの巣に托卵しますが、他にもミソサザイ、センダイムシクイ、
クロツグミ、アオジ、ベニマシコにも托卵します。卵はウグイスの卵に似たチョコレート色の卵です。
卵は仮親が抱卵を始めてから10〜13日と早く、仮親の卵より早く孵化します。早く孵化すると、仮
親の生んだ他の卵を次から次へと落とし、親が運ぶ餌を自分だけのものにします。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)





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