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目 | カッコウ目 |
科 | カッコウ科 |
体長 | 33〜36cm (翼開長)55〜60cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | ユーラシア大陸とアフリカで広く繁殖します。日本には九州以北に夏鳥として5月ごろ飛来します。 |
食べ物 |
食性は動物食で、昆虫類を始めとする節足動物等を食べ、主に毛虫を食べます。 小鳥のヒナや卵を食べることもあります。 |
主な特徴 |
森林や草原に生息します。日本では主に山地に生息しますが、寒冷地の場合平地にも生息します。 和名はオスの鳴き声に由来し、他言語においてもオスの鳴き声が名前の由来になっていることが多いです。 カッコウ カッコウと鳴きます。 頭から体上面が青灰色で、胸と腹は白く、細く白い横縞があります。カッコウ科の中で横縞は一番細いです。 尾は灰色がかった黒色で、白い斑点を伴い、長いくさび型をしています。 繁殖期は5〜8月で、オスは木の葉をくわえて求愛します。 カッコウ科の鳥は「托卵」を行う種として有名です。本種はオオヨシキリ、ホオジロ、モズ、ノビタキ、オナガ等 に托卵します。オナガへの托卵は最近になってからの報告です。卵は淡色で斑紋があり、短期間(10〜12 日)で孵化し、仮親の卵より早く孵化します。早く孵化すると、仮親の生んだ他の卵を次から次へと落とし、 親が運ぶ餌を自分だけのものにします。大きくなると、親も間違っている事に気づくようで、巣を離れてしまい ます。 また本種の卵を見破って排除する鳥もいます。それに対抗し、カッコウもその鳥の卵に模様を似せるなど 見破られないようにするための能力を発達させています。 さびれたさまのことを「閑古鳥が鳴く」といいますが、この閑古鳥とはカッコウのことです。古来、日本人は カッコウの鳴き声に物寂しさを感じてたようであり、松尾芭蕉の句にも「憂きわれをさびしがらせよ閑古鳥」 というものがあります。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (北海道、関東) |