目 | スズメ目 |
科 | モズ科 |
体長 | 19〜21cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | 日本、大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、ロシア南東部(樺太南部含む) に分布。 日本では周年生息する留鳥ですが、北部に分布する個体群や山地に生息する個体群は秋季 になると暖地へ移動します。 |
食べ物 | 食性は動物食で、昆虫、節足動物、甲殻類、両生類、小型爬虫類、小型の鳥類、小型哺乳類等 を食べます。樹上などの高所から地表の獲物を探して襲いかかり、再び樹上に戻り捕えた獲物 を食べます。 |
主な特徴 | 平地から低山地の農耕地に近い疎林、河畔林、公園などに生息しています。 大抵見晴らしの良い枝に留まり、獲物を探します。 モズは猛禽類ではないですが、性格は猛禽類のごとく獰猛で、自分より大きなヘビや鳥でも襲い かかります。 クチバシは鋭く尖り、その先端はカギ状に曲がっているので、獲物を切断したり、引き裂くのに適 しています。 秋にはキーィキーィと甲高く鳴き、「モズの高鳴き」として知られています。 これは縄張りに接近してきた侵入者に対する威嚇鳴きで、オスメスともに行います。 漢字で百舌と書きますが、これは他の鳥の鳴き声を真似るところからきています。 主に求愛の時に行います。 また、モズは捕らえた獲物を木の枝等に突き刺したり、木の枝股に挟む行為を行い、「モズのはや にえ(早贄)」として知られています。 秋に最も頻繁に行われますが、何のために行われるかは、よく分かっていません。はやにえにした ものを後でやって来て食べることがあるため、冬の食料確保が目的とも考えられていますが、その まま放置することも多く、はやにえしたものが後になって食べられることは割合少ないです。 単にはやにえした場所を忘れているだけなのかもしれませんが・・・ 大阪府の府の鳥、堺市の市の鳥に指定されています。 以下の都道府県でレッドリストの指定を受けています。 ・絶滅危惧II類 - 東京都区部、北多摩(南多摩と西多摩は準絶滅危惧) ・減少種 - 神奈川県 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (北海道・関東) |