オオヅル
(大鶴)

(学名:Grus antigone  英名:Sarus crane)



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オオヅル(大鶴) オオヅル(大鶴)
ツル目
ツル科
体長
140〜160cm  (翼開長)220〜280cm
尾長

体高

体重
7〜9kg
分布
インド、東南アジア、オーストラリア。
フィリピン、マレーシアでは絶滅。
食べ物
食性は動物食傾向の強い雑食で、昆虫、魚類、カエル、爬虫類、果実、種子等
主な特徴
飛ぶ鳥の中で最も背が高く、ツル科の中で最大種です。
草原、湿原、河川、農耕地に生息しています。渡りは行いませんが、水を求めて移動することがあります。
ペアや家族群を形成して生活します。

全身は淡灰色の羽毛で覆われます。頭頂や眼先は灰緑色、喉から後頸にかけて首輪状に黒い羽毛で
覆われます。
頭部から頸部上部にかけて羽毛がなく、赤い皮膚が露出しています。虹彩(目の色)は黄色やオレンジ
がかった黄色です。クチバシの色彩は緑褐色で、後肢の色彩は赤いです。

湿原でヨシなどを積み上げた塚状の巣をオスメスで作り、インドでは7〜10月に2個の卵を産みます。
オスメス交代で抱卵し、抱卵期間は31〜36日です。

中国では「国家一級重点保護野生動物」に指定されています。
ワシントン条約附属書IIに記載され、取引は厳しく制限されています。
絶滅危惧種(危急種)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
東武動物公園

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