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目 | スズメ目 |
科 | ゴジュウカラ科 |
体長 | 12〜15cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | ユーラシア大陸に広く分布し、本亜種は北海道にのみ分布します。 |
食べ物 |
食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子などを食べます。夏季は昆虫類、冬季は種子等を主に 食べ、樹皮の隙間にいる獲物を探したり、逆に樹皮の隙間に食物を蓄えることもあります。 |
主な特徴 |
低山帯上部から亜高山帯にかけての森林に生息し、自然林や原生林に多いです。北海道では、低地でも 観察され、個体数も多いです。 ゴジュウカラの北海道亜種で、北海道ではごく一般的な鳥で留鳥です。 木の幹に垂直に止まり、頭部を下にして幹を回りながら降りる習性があります(キツツキ類やキバシリは幹に 垂直に止まることはできますが、体を逆さまにして降りることはできません)。 樹木の幹を走り回り、ジグザグに行動し、樹皮の割れ目、枝の分れ目、枯れ枝の折れ口などに隠れている 虫を探して食べます。 背面は青味がかった淡灰色で、亜種ゴジュウカラより淡いです。腹面は白い羽毛で覆われ、下尾筒は赤み を帯びますが、赤色部は小さいです。過眼線は黒く、クチバシは細く長いです。 雌雄ほぼ同色です。 高い声で「フィフィフィ」とさえずります。オスは木の梢など高い所で「フイ、フイ、フイ、フイ」とさえずります。 争いの時には「ピョッピョッピョッピョッ」という声を発します。 一夫一妻で繁殖します。樹洞やキツツキの古巣に樹皮を敷き営巣し、巣穴の入り口や内壁、隙間に泥を 塗る習性があります。巣箱を利用していることも多いです。 日本では3〜6月に5〜7個の卵を産み、メスのみが抱卵を行い、抱卵期間は18〜20日です。ヒナは孵化 してから20〜25日で巣立ちます。オスメスでヒナに給餌します。 同種だけで群れは作らず、カラ類などの混群に入ります。さえずりは早春の2〜3月ごろから始まります。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東・北海道) |