ツツドリ
(筒鳥)
(異名:ポンポンドリ)

(学名:Cuculus saturatus  英名:Oriental Cuckoo)



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ツツドリ(筒鳥) ツツドリ(筒鳥)
カッコウ目
カッコウ科
体長
約33cm
尾長

体高

体重

分布
シベリアから中国南部、ヒマラヤ地方で繁殖し、東南アジアからオーストラリア北部にかけての地域で
越冬します。日本には夏鳥として渡来します。
食べ物
食性は動物食で、樹上の昆虫類を捕食し、特にケムシを好みます。
主な特徴
低山帯の落葉広葉樹林や、亜高山帯の針葉樹林に生息します。
ホトトギスとカッコウの中間でキジバトくらいの大きさです。体型はカッコウなどと同じくスマートですが、
体色がやや濃く、虹彩が茶色っぽいです。また、メスには背中側全体が赤褐色の地に黒い横しまを
呈した「赤色型」も存在します。
繁殖期のオスの「ポポ、ポポ」という鳴き声が筒を叩くような響きに聞こえることが、和名の由来です。
地鳴きやメスの鳴き声は「ピピピ…」と聞こえます。

カッコウやホトトギスに近縁で、同様に托卵(他の野鳥の巣に卵を生み、その野鳥にヒナを育てさせます)
の習性を持ちます。
ウグイス科の鳥類に托卵し、日本では特にセンダイムシクイへの托卵が多いです。その他にアオジ、ビン
ズイ、メジロ、サンコウチョウなどに托卵した例もあります。

約19日で巣立ちます。仮親の卵より早く孵化し、仮親の生んだ他の卵を次から次へと落とし、親が運ぶ餌を
自分だけのものにします。大きくなると、親も間違っている事に気付き、巣を離れてしまいます。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東・北海道)
上野動物園 等

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