目
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十脚目 |
科
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ガザミ科 又は ワタリガニ科 |
体長
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(甲幅)9cm前後 |
尾長
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体高
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体重
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分布
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本州中部から九州、台湾、中国、インド |
食べ物
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海藻なども食べますが、食性は肉食性が強く、小魚、ゴカイ類、貝類等、色々な小動物を捕食します。 |
主な特徴
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一般的に水深30〜50mの砂底、砂泥底に生息します。 海中の岩石のすき間や、海藻の間にひそみますが、適応力は強く、岩礁近くの砂泥底、防波堤、河口の 汽水域、海中に浮かぶブイ、干潟中に立つ杭の周囲、潮溜まり(タイドプール)など、生息域は広範囲に わたります。 甲羅の色は濃いピンク色で、短毛におおわれています。甲羅に後方両側に淡い色の紋が1個ずつあります。 ハサミは強大で長く、ハサミの歯は鋭く、はさまれると危険です。 ヘラ状になった第4歩脚で活発に遊泳、移動します。 外見はガザミに似ていますが、甲羅の左右に大きなトゲが無いこと、鋏脚がやや太くて短いこと、全体的に 丸っこい体型をしていること、腹側にも細かい毛が生えていることなどで区別できます。 天敵は沿岸性のサメやエイ、イシダイ、タコ等で、タコ釣りの餌にも用いられます。 天敵に襲われた時などは鋏脚を大きく振り上げて威嚇しますが、鋏脚や脚を掴まれた時は自切して逃げ ます。自切の痕は小さな丸い袋ができ、その中で脚の再生が進みます。 数回の脱皮の後に脚が再生します。 底引き網、刺し網等で漁獲され、塩ゆで、鍋物などで食べます。 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (北海道、関東) |
油壺マリンパーク |