イセエビの子供です。 |
目
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エビ目 |
科
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イセエビ科 |
体長
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20〜30cm |
尾長
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体高
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体重
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分布
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房総半島以南から台湾までの西太平洋沿岸と九州、朝鮮半島南部の沿岸域 |
食べ物
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食性は肉食性で、貝類やウニなど色々な小動物を主に捕食しますが、海藻を食べることもあります。 |
主な特徴
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外洋に面した浅い海の岩礁やサンゴ礁に生息しています。 昼間は岩棚や岩穴の中にひそみ、夜になると獲物を探します。食性は肉食性で、貝類やウニなど 色々な小動物を主に捕食しますが、海藻を食べることもあります。貝などは頑丈な臼状の大顎で 殻を粉砕し中身を食べます。一方、天敵は人間の他にも沿岸性のサメ、イシダイ、タコなどで、 敵に遭うと尾を使ってすばやく後方へ飛び退く動作を行います。 ウツボと共に生活していることもあります。これはイセエビは天敵のタコから守ってもらえ、ウツボの方も 大好物のタコがイセエビに吊られて自分から寄って来てくれるという双利共生となっています。 学名の属名「Panulirus」はヨーロッパ産のイセエビ科 Palinurus 属のアナグラムで、種小名「japonicus」は 「日本の」の意です。英語では「Spiny lobster」(棘だらけのロブスター)と呼ばれますが、ロブスターは イセエビよりもザリガニに近縁で、エビの分類上では別々に区分されます。硬い甲などの共通点も ありますが、イセエビは大きな鋏脚を持たず、長い幼生期を経る点でロブスターとの差異があります。 イセエビという名の語源としては、伊勢がイセエビの主産地のひとつとされていたことに加え、磯に多くいる ことから「イソエビ」からイセエビになったという説があります。また、イセエビが太く長い触角を振り立てる様 や姿形が鎧をまとった勇猛果敢な武士を連想させ、「威勢がいい」を意味する縁起物として武家に好まれて おり、語呂合わせから定着していったとも考えられています。 日本国内での県別漁獲高は千葉県が最も多く、三重県がそれに次ぎます。また、三重県の県の魚に指定 されています。 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (北海道、関東) |
油壺マリンパーク |