マタコミツオビアルマジロ


(学名:Tolypeutes matacus  英名:Southern three-banded armadillo)



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マタコミツオビアルマジロ マタコミツオビアルマジロ
貧歯目(被甲目ともいわれます)
アルマジロ科
体長
22~27cm
尾長
6~8cm
体高

体重
1~1.6kg
分布
ボリビア、ブラジル、パラグアイ、アルゼンチン
食べ物
食性は雑食で、昆虫の幼虫やアリ、果物等
主な特徴
森林や草原に住んでいます。
体はやや黒みがかった茶色をしており、背中の皮膚は角化して非常に硬くなっています。
背中には名前の通り3本の帯があります。敵に襲われると体を丸めてボールのような形になり、
鎧のような堅い皮膚を外側に、柔らかい腹の部分を内側にすることによって身を守ります。
また、前肢の指が4本、後肢の指は5本あり、前肢の指に生えている大きな爪を地面に突き刺す
ようにして早く走ることもできます。
夜行性で、地下に穴を掘って巣を作り、暑い日中は巣穴の中で眠って過ごします。
睡眠時間が長く一日18時間も寝て過ごします。
硬い甲羅のようなヨロイの下に空気をためて体温を保てるので、寒い冬でも活動することができます。

アルマジロは外敵に襲われた時などに丸くなるというイメージがありますが、完全に丸くなることが
できるのは「マタコミツオビアルマジロ」と「ミツオビアルマジロ」の2種類だけです。

南米では、アルマジロの肉を食用としている他、甲羅はチャランゴなどの楽器の材料に使われています。
ペットとして飼育される事も多く、意外と人懐こい生き物です。

寿命は飼育下で12~15年です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)
上野動物園




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