ハミルトンガメ


(別名:ハミルトンクサガメ)


(学名:Geoclemys hamiltonii   英名:Hamilton's pond turtle / Spotted pond turtle)



【動物図鑑内検索】


(写真をクリックで拡大します)
ハミルトンガメ(ハミルトンクサガメ)
カメ目
イシガメ科
体長
35cm前後(最大39cm)オスよりもメスの方が大型になります。
卵は長径4.1〜4.5cm、短径2.5〜3.7cmの楕円形。
尾長

体高

体重

分布
インド北部、ネパール、パキスタン東部、バングラデシュのインダス川、ガンジス川、ブラマプトラ川水系
食べ物
食性は動物食で、昆虫、甲殻類、貝類などを食べ、魚類、両生類も食べると考えられています。
主な特徴
黒地に白いスポットが入る美しい水生ガメです。

河川や氾濫原にある河跡湖、池沼、湿原、水たまりなどに生息し、水生植物の繁茂した水深が浅い
止水域を好みます。
主に乾季にも干上がらない水場に生息しますが、タール砂漠の個体群は乾季に水場が干上がると
別の水場に移動します。
分布域北部では不活発になったり、冬眠することもありますが、バングラデシュの個体群では
周年活動します。

繁殖形態は卵生で、2月か5月、10月に、1回に26〜36個の卵を年に2回産みます。

開発による生息地の破壊、食用やペット用の乱獲などにより生息数は減少しています。
1975年のワシントン条約発効時から附属書Iに掲載され、商業目的の国際取引は禁止されています。
しかし、実際には密輸が行われています。
ペットとして日本にも輸入されていました。
日本では1980年のワシントン条約の批准以前に、バングラデシュ(1982年にワシントン条約批准)から
輸入された個体や、それらに由来する飼育下繁殖個体が登録証付きで流通します。
アクアテラリウムで飼育します。

ワシントン条約附属書Iに掲載され、取引は厳しく制限されています。
絶滅危惧(NT)です。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)
上野動物園、円山動物園 等




動物図鑑(どうぶつずかん)TOPへ戻る(動物図鑑に戻る)
(TOP・動物写真のホームページへ)
動物別ギャラリー
(動物写真のブログ)