目 | カメ目 |
科 | ヌマガメ科 |
体長 |
12〜15cm 孵化直後の幼体は甲長3cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | アメリカ合衆国、メキシコ北東部 |
食べ物 |
食性は動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫(特に甲虫類)を食べますが、節足動物、両生類やその幼生、 小型爬虫類、動物の死骸なども食べます。 |
主な特徴 |
平坦もしくは傾斜が緩やかで、樹木がないか藪が点在する草原に生息しています。 亜種ミナミニシキハコガメは、主に半砂漠や砂漠の周辺にも生息します。 昼行性で、夜間になると他の動物の巣穴などで休みます。日光浴を好み、体温が上がり過ぎると 日陰や地中、水中に避難します。夏季に気温が高い日は、薄明薄暮性傾向が強くなります。 北部個体群は降雨時に不活発になりますが、高温時には降雨時でも活発に活動します。 アメリカ合衆国北部の個体群は9-翌5月、南部の個体群は10-翌4月まで堆積した落ち葉や枯れ枝の中、 木の根元、他の動物の巣穴、自分で掘った穴などで冬眠します。 開発による生息地の破壊、ペット用の乱獲等により、生息数は減少しています。 アメリカ合衆国では生息地の州法により採集が規制されています。 またペットとして飼育されていた個体の遺棄や脱走により、人為的な分布の撹乱が懸念されています。 ペットとして日本にも輸入されています。 以前は種や亜種が区別されず、単に北米産ハコガメとして流通していました。 早くから生息地で採集や輸出規制の始まった、亜種ミナミニシキハコガメの流通量がまず減少、 1995年にアメリカハコガメ属が属単位でワシントン条約に掲載され、続けてアメリカ合衆国からの輸出が 飼育下繁殖個体も含めてほぼ停止しました。そのためヨーロッパや日本国内での飼育下繁殖個体が 少数流通します。 通気性を確保した、やや乾燥したテラリウムで飼育されます。 ワシントン条約附属書IIに掲載され、取引は制限されています。 準絶滅危惧(NT)です。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) | 上野動物園 |