目 | カメ目 |
科 | スッポンモドキ科 |
体長 | 50〜60cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | 最大22.5kg |
分布 | ニューギニア南部、オーストラリア北部(ノーザンテリトリー) |
食べ物 |
食性は植物食傾向の強い雑食で、果実(主にイチジク属、タコノキ属)、水生植物(イバラモ属、セキ ショウモ属など)、藻類、昆虫、甲殻類、魚類などを食べます。 乾季は主に植物質を、雨季は植物質と動物質を食べます。 |
主な特徴 |
底質が泥や砂礫で水深が浅く水の澄んだ流れの緩やかな河川、湖沼、湿原などに生息しています。 硬い甲羅が無く、皮膚に覆われている点がスッポンに似ていますが、前足はウミガメのようにひれ状 に変形していて、スッポンとは異なる種類として分類されています。 産卵期以外はほとんど水中で生活をしています。 一時は「幻のカメ」とも呼ばれていましたが、 近年、輸入量が増加したためにペットショップでも多く売られるようになりました。 とても気が荒く、一般家庭での飼育に向きません。 日本国内では2008年に名古屋港水族館が初めて本種の飼育下繁殖に成功しました。 開発による生息地の破壊、水質汚染、植生の変化、食用やペット用の乱獲、人為的に移入された アジアスイギュウによる産卵巣の破壊などにより生息数は激減しています。 ワシントン条約附属書IIに記載され、取引は制限されています。 絶滅危惧(VU)(危急種)です。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) | 上野動物園 等 |