目
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カメムシ目(半翅目) |
科
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アメンボ科 |
体長
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11〜16mm |
尾長
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体高
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体重
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分布
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熱帯から亜寒帯まで広く分布 |
食べ物
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幼虫・成虫とも肉食性で、主に水面に落ちた他の昆虫に口吻を突き刺し、消化液を注入・消化された液体を 吸汁します。魚の死体やボウフラなどから吸汁する事もあります。 |
主な特徴
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全国で普通に見られます。 流れが無いか緩やかな小さな水溜りから、池、湖、川、海まで様々な水面に分布する水生昆虫です。 アメンボ(水黽、水馬、飴坊)は、カメムシ目(半翅目)・カメムシ亜目(異翅亜目)に分類される昆虫のうち、 長い脚を持ち、水上生活をするものの総称です。 日本ではアメンボ科・アメンボ亜科の一種に「アメンボ」の和名が当てられていますが、 他にも多くの種類があり、いくつかの科に分類されています。 外見は科によって異なりますが、翅や口吻など体の基本的な構造はカメムシ類と同じです。 カメムシ類とはいかないまでも体に臭腺を持っており、捕えると匂いを放ちます。 「アメンボ」という名前も、この匂いが飴のようだと捉えられたことに由来します。 6本の脚がありますが、中脚と後脚が細長く発達しており、前脚は短い。脚全体に細かい毛が密生していて、 水の表面張力を利用して水面上に立ち、自由に移動します。また、脚以外の全身も水を弾きます。 主に前脚と後脚の計4本で身体を支え、中脚で水面を蹴り、滑るように移動します。 水面の蹴り方によっては素早いジャンプもできます。 成長段階は一般的なカメムシ目昆虫と同様で、卵 - 幼虫 - 成虫という不完全変態を行います。 卵は水面付近の石や植物などに産み付けるため、そのような物がないような広い水面には生息しません。 幼虫は翅が無いこと以外は成虫とほぼ同じ姿をしており、成虫と同様に水面で生活します。 成虫になるとカメムシ類と同様の翅ができ、飛んで移動できるようになるので、他の水域から独立した小さな 水溜りにも姿を現します。ただし小型種では成虫の翅が退化したものもおり、これらは飛ぶことができません。 成虫の寿命は種類や個体にもよりますが、平均すると1〜数ヶ月程度で、水生半翅目としては 最も短命な部類に入ります。 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (関東) |
多摩動物公園 等 |