ハラビロトンボ

(腹広蜻蛉)


(学名:Lyriothemis pachygastra



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ハラビロトンボ(腹広蜻蛉)
トンボ目
トンボ科
体長
成虫:31〜39mm
幼虫:15〜20mm
尾長

体高

体重

分布
北海道の南部から九州、四国まで分布
食べ物
成虫、幼虫ともに肉食性で、小昆虫等
主な特徴
主に平地から丘陵地にかけての湿地や休耕田などで見られます。
体長の割に腹部が極端に太く扁平で短いという独特の体形をしており、特にメスの腹部は極太です。
幼虫は毛深いヤゴで、常に泥を多く付着させているため他のトンボよりも乾燥に強いとされ、
水が干上がっても、ある程度は泥の中で生存することができます。
成虫は早いところでは4月下旬頃から羽化が始まり、遅いところでは9月頃まで見られます。
平地の浅い池沼、湿地、休耕田などで羽化した成虫は、その周辺のやや背丈の低い草むらに移動し
摂食活動を行います。羽化水域からあまり遠くまでは移動しません。
未熟なうちはオスメスとも全身が黄色を基調とした体色をしています。成熟するにつれてオスは全身が
黒化したのち、腹部背面がシオカラトンボのように青白い粉を帯びるようになりますが、メスは体色が
全体的に濃くなる程度です。

本種は生息数の減少が著しく、以下の都道府県で絶滅危惧の指定を受けています。

  ・北海道 : 絶滅寸前または絶滅危惧種(絶滅危惧I類、CRまたはEN)
  ・千葉県 : 危急種(VU)
  ・東京都、神奈川県、富山県、鹿児島県 : 準絶滅危惧(NT)
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)




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