【動物図鑑内検索】 |
目 | コウチュウ目(甲虫目) |
科 | コガネムシ科 |
体長 | オス:75〜170mm、メス:50〜80mm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | 中央アメリカから南アメリカの熱帯の雲霧林に断続的に分布 |
食べ物 |
成虫は樹液や果汁 幼虫は朽木 |
主な特徴 |
世界最大のカブトムシで、世界最強のカブトムシとしても有名です。 種小名はギリシャ神話の英雄ヘラクレスに由来します。 生息している地域により、角の形が違う亜種に分かれています。 夜行性です。 中央アメリカから南アメリカの熱帯の雲霧林に断続的に分布します。 低地にも少なからず生息しますが、大型になる亜種、また大型の個体は標高1000〜2000mの高山帯にしか 見られません。昼夜を問わず広葉樹の樹皮や果実を自ら傷つけて樹液や果汁を吸汁していますが、 飛翔などの活発な活動は夜間に限られます。 生息地の付近に灯火などの光源があればしばしば飛来します。 オスの成虫は頭角と胸角が共に長く、体長とほぼ同寸の角を持つ個体もいます。 角を含めた全長は最大180mmに達するともいわれますが、確認されている最大数値は165mm程で、 また一般的に目にする「大型」といわれる個体は120〜150mm前後です。 いずれにせよ世界最長のカブトムシとされ、外国産カブトムシの代表格です。 日本のカブトムシと同じく、メスには角がありません。 胸角と頭角はそれぞれ胸部と頭部に付いており、このため頭角は上下に動かすことができます。 これにより、相手の腹の下に頭角を入れ、胸角と挟み、持ち上げて投げ飛ばすことができます。 胸角の内側には褐色の毛が生えています。 飼育は基本的には日本のカブトムシと変わりありませんが、幼虫・成虫共にカブトムシより更に大食漢です。 量的な問題と、角が邪魔になる関係で、餌となる昆虫ゼリーは大きいものが良いです。 幼虫は羽化までに1年半〜2年程を要します。餌もカブトムシより発酵したものを好みます。 蛹室は横に長いため、飼育容器の大きさや形にも考慮する必要があります。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) | 多摩動物公園 |