目
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トンボ目 |
科
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ヤンマ科 |
体長
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75〜85mm(腹長:約55mm) |
尾長
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体高
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体重
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分布
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ユーラシア大陸と北アメリカに分布 日本では、北海道、本州、四国に分布し、西南日本では局地的に分布 |
食べ物
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成虫、幼虫ともに肉食で、小昆虫等を食べます。 |
主な特徴
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大型のヤンマで、近縁のオオルリボシヤンマとほぼ同じ大きさですが、本種の方がやや細身で 地色の茶色味が強く、胸部の模様と腹部斑紋の形状が若干異なります。 寒冷な気候を好み、高標高地の池や湿地に多く生息しています。温暖な平地では少なくなります。 氷河期の後に高地に取り残されて分布していると考えられています。 成虫は7月中旬頃から羽化し、10月下旬頃まで見られます。羽化間もない個体は体全体が灰褐色ですが、 成熟すると複眼は青緑色に、胸部の模様と腹部斑紋は黄色に変化し、オスでは斑紋の一部が 水色になります。昼行性で、黄昏飛翔をすることはあまりありません。 産卵は湿地や小規模な浅い池沼で、メスが単独で植物組織内または湿土へ産卵します。 幼虫は成長が遅く、成虫になるまで2〜4年を要します。 日本各地で生息数が激減しており、各都道府県で以下のようにレッドリストの指定を受けています。 (環境省としてのレッドリストの指定は無し) ・絶滅寸前(絶滅危惧IA類・CR) - 和歌山県、高知県 ・絶滅危惧種(絶滅危惧IB類・EN) - 三重県 ・危急種(絶滅危惧II類・VU) - 東京都、大阪府、奈良県 ・準絶滅危惧(NT) - 北海道、埼玉県、京都府、兵庫県、鳥取県、島根県、 山口県、徳島県 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (関東) |