目
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有尾目 |
科
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マルクチサラマンダー科 |
体長
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10-25cm。メスよりもオスの方が大型になり、メスは最大でも全長21cm。 |
尾長
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体高
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体重
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分布
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メキシコ(ソチミルコ湖とその周辺)固有種 |
食べ物
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食性は動物食で、魚類、昆虫、甲殻類、ミミズ等。共食いもします。 |
主な特徴
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メキシコのソチミル湖に棲息するイモリの仲間です。 かつてはチャルコ湖、スムパンゴ湖、テスココ湖にも棲息していましたが、埋め立て等により 現在では絶滅しています。 ソチミル湖にごく少数が棲息するだけとなりました。 ウーパールーパーやアホロートルの呼び名で日本でも有名になりました。 水底を歩き回りながら貝や小型の魚類、水生昆虫などを見つけると、吸い込むようにして食べます。 首の付け根にあるヒラヒラとした突起は、呼吸をするためのエラです。 繁殖形態は卵生で、11-翌1月に水草などに200-1,000個の卵を産みます。 イモリの仲間の多くは幼生期には水中生活を行い、成長すると変態して陸上生活をします。 しかし、メキシコサラマンダーは幼生形態のまま性成熟し(幼形成熟=ネオテニー)、 水中生活を続けます。 アホロートルの呼び名は、アステカ語の「水に遊ぶ者」を意味し、幼形成熟するイモリ全般を指します。 約1〜2年で成熟します。 開発による生息地の破壊、水質汚染などにより生息数は激減しています。 ペットや実験動物として飼育されることもあります。国際取引が規制されているため、 日本ではほぼ日本国内での飼育下繁殖個体のみが流通しています。 ワシントン条約附属書IIに掲載され、取引が厳しく制限されています。 絶滅危惧(CR)(絶滅寸前)です。 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (関東) |
サンシャイン国際水族館、しながわ水族館、埼玉こども動物自然公園 |