目 | 無尾目 |
科 | ヒキガエル科 |
体長 | (オス)43〜161(平均121)mm (メス)53〜162(平均126)mm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 | 本州(山陰地方・近畿地方以東),北海道(函館付近) |
食べ物 | 食性は動物食で、昆虫やミミズなどを食べます。 |
主な特徴 |
世間では、ガマガエルと呼ばれている大型のカエルで、ニホンヒキガエルの亜種です。 体中にいぼがあり、鼓膜の後ろにある耳線からは、毒液を分泌します。 乾燥に強く繁殖期以外はほとんど水に入らず、雑木林や民家の庭などに生息しています。 オタマジャクシの期間も非常に短く、小さい状態でカエルに変態し、すぐに陸上生活に移行できます。 他のカエルは俊敏ですぐに逃げてしまいますが、本種は逃げずに落ち着いています。 これはヘビなどに噛まれると耳腺(じせん)が圧迫されて毒が分泌されることによって 身を守ることができるためです。 しかし、カエルの天敵「ヤマカガシ」の毒は強力で、本種でさえ飲み込んでしまいます。 繁殖に多数の本種が集まって騒がしく産卵するので、この光景は昔から「蛙合戦(かわずがっせん)」 と呼ばれています。 産卵した卵は、ひも状の透明な寒天質で、内部に2500〜8000個の黒い卵を見ることができます。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) | 上野動物園 |