目
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無尾目(カエル目) |
科
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アカガエル科 |
体長
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3〜7cm |
尾長
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体高
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体重
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分布
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北海道、九州北西部を除く日本各地。(日本固有種) 北海道のものはエゾアカガエルとして別種に分類されています。 |
食べ物
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食性は動物食で昆虫類や節足動物、貝類、ミミズ等を食べます。 幼生は雑食で落ち葉や水草、水生昆虫、動物の死骸等を食べます。 |
主な特徴
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丘陵地と山間森林内および、その外縁部にある池、小川、湿地、水田に生息します。 平野部ではニホンアカガエルと混生することもあるが、山地にも生息することが和名の由来です。 天敵としては食肉類、ニホンイノシシ、動物食の鳥類、ヤマカガシ、アメリカザリガニ等です。 繁殖形態は卵生で、1〜6月に池沼、湿地、水田、水溜りに1,000個以上の粘着性がある寒天質に包まれた 卵を年1回のみ産みます。一晩のうちに複数個体が1つの水場に集団産卵することもあります。 土にもぐって冬眠するカエルも多いですが、ヤマアカガエル、ニホンアカガエルは水底で冬眠します。 以前は食用とされることもありました。 ヤマアカガエルは各地で生息数を減らしています。 主な理由は、卵やオタマジャクシが育つ場所となるような浅い水溜りや浅瀬が無くなってしまった為です。 そして、大人になったカエルは、ずっと水辺にいるわけではありません。 産卵期以外は木の上で暮らすものや、水辺から離れた林や森の中にいるものもいます。 そのため、カエルが暮らしていくためには、水辺の他に、林や森も必要なのです。 これはヤマアカガエルに限らず、日本に生息するほぼ全てのカエルにいえることです。 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (関東) |
井の頭公園 |