目
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スズメ目 |
科
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エナガ科 |
体長
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13〜14.5cm (翼開長:約16cm) |
尾長
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7〜8cm |
体高
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体重
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5〜10g |
分布
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アジア、ヨーロッパ 日本では九州以北に留鳥として生息しています。 北海道にはあまりいませんが、道南や道東で極稀に観察されます。(写真は北海道で撮影) |
食べ物
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食性は雑食で、チョウ、ガ類の卵、幼虫、成虫、アブラムシ類の卵、成虫、クモ類などが主食ですが、 熟した果実、樹皮の割れ目からにじみ出た樹液、木に付いた菌類も食べることがあります。 |
主な特徴
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平地から山地の森林に生息します。木の多い公園や街路樹などでも見ることができます。 木の枝先をヒラヒラと飛び移りながら昆虫類を捕食します。 ホバリングをして枝先の虫をついばんだり、葉に溜まった水滴や、凍った樹液の氷柱の先から滴を飲ん だりします。 繁殖期以外はほとんど群れで生活し、本種の群れがカラ類の混群を先導して移動することも多いです。 クチバシは黒く小さく、首は短く、丸い体に長い尾がついています。 エナガは漢字では「柄長」と書き、尻尾が長いことからの名前です。 日本にいるエナガは4亜種で、本州に住むエナガ、四国・九州にはキュウシュウエナガ、対馬にはチョウ センエナガ、北海道にはシマエナガが住んでいます。 シマエナガ以外の3種は、ほとんど外見に違いはありません。 チーチーチー、チャッチャッ、ツリリージュルリと鳴きます。 造巣はオスメスで行います。蘚類(せんるい)をクモの糸で巻いて作ります。内装には大量の鳥の羽毛を 入れます。造巣の開始はオスが行い、メスが従う形をとります。卵数は7〜12個と多めです。 日中はメスのみが抱卵し、夜間はオスメスともに巣に入って行います。ヒナは13〜15日で孵化します。 オスメスで育雛し、14〜17日で巣立ちます。育雛にはヘルパー(以前に生まれた子供等が手伝う)が見ら れます。 |
この動物が見られる
主な動物園・水族館 (関東) |