目 | カモ目 |
科 | カモ科 |
体長 | 41〜51cm (翼開長)75〜86cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | 80〜100g |
分布 |
ユーラシア大陸の北部の寒帯地域やアイスランドで繁殖し、冬季はヨーロッパ、アフリカ北部、インド北部、 中国南部、朝鮮半島などに渡り越冬します。 日本では冬鳥として全国に渡来します。北海道では厳冬期には少なく、春と秋によく見られます。 |
食べ物 |
食性は雑食で、アマモ,アオサなどを好んで食べるので,とくに浅海や河口に多く集まります。 そのほか水草の芽や若根,穀物などを食べ,春には水生昆虫などの動物質もとります。 |
主な特徴 |
オナガガモ、マガモ、コガモなどと並んで、日本で最も普通に見られるカモ類です。 冬は水流の弱い河川、ダム湖、湖沼、海湾などで過ごし、繁殖地では、森林地帯やツンドラ地帯の湿地で 湖沼が多数ある淡水域などに生息します。 オスはピュー、ピューという特徴ある甲高い声で鳴きますが、メスは他のカモ同様に低い声でガァー、ガァー と鳴きます。 オスは、頭全体は茶色で頭部に淡い黄色の線があります。ノドから胸は薄い茶色をしており、他の部分は灰 色で、尾は黒く、飛ぶと雨覆の白が目立ちます。オスメス共にクチバシは灰色で先端は黒く、足は灰黒色 です。 メスは、全体的に褐色で腹が白いです。飛んだときに見える雨覆は灰褐色で、顔は目の周りにクマがあるよ うに見え、その他の部分は茶褐色です。 水辺の草地などに営巣し、1回に7〜11個の卵を産みます。抱卵日数は23〜25日です。 狩猟鳥です。肉が食用に賞味されることもありますが、臭みがあるのであまり好まれません。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |