ホオアカ

(頬赤)


(学名:Emberiza fucata  英名:Chestnut-eared bunting / Grey-headed bunting



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ホオアカ(頬赤) ホオアカ(頬赤)
スズメ目
ホオジロ科
体長
15〜16.5cm (翼長)約7cm
尾長

体高

体重
15〜30g
分布
アジア東部。
日本では北日本では夏鳥、南日本では留鳥、または漂鳥です。冬季、寒冷地の個体は暖地へ
移動します。
食べ物
食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実、種子等を食べます。主に地上で採餌します。
主な特徴
平地から山地の草原や河川敷、農耕地に生息します。
非繁殖期には単独か小規模な群れを形成して生活します。
他のホオジロ類とはほとんど混群を形成しません。
名前のとおり、ほおが赤茶色です。
鳴声は、「チェチィチリンジュ」、地鳴きは「チッチッ」です。

ホオジロに似ていますが,ホオジロよりやや小さく,オスの頭頂は灰色、ほおは赤褐色で,ノドを取り
巻いて黒い小縦斑が密集し,胸に赤褐色のバンドがあります。
メスはオスより色が淡いです。

日本での繁殖期は5〜7月で、藪や低木の樹上に枯れ草を束ねたお椀状の巣を作りますが、うまく
隠れていて見つかりにくくなっています。巣作りは主にメスが行います。3〜6個の卵を産み、抱卵
期間は約13日で、メスが抱卵します。ヒナへの給餌はオスメスで行われ、約11日で巣立ちします。

開発による生息地の破壊や、獲物の減少等により生息数は減少しています。
特に近年、草刈りによる生息地の破壊が大きいです。

ホオアカは巣に近づくものに対して偽傷行動を行います。
これはヒナを守るために傷付いたフリをして注意を自分に向けさせる行動です。
自分の命を犠牲にしてでもヒナを守ろうとする行動です。
これを見た場合、それ以上近付かずに、静かにその場を去りましょう。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東)





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