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目 | カモ目 |
科 | カモ科 |
体長 | 53〜63cm (翼開長)83〜91cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 |
大韓民国、中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国、日本、ロシア東部。 日本では全土で見られ、北海道では夏鳥、本州以南では留鳥として繁殖しています。 最も普通のカモです。 |
食べ物 |
食性は植物食傾向の強い雑食で、種子、水生植物、昆虫等を食べます。 水面でも陸上でも採食を行います。 |
主な特徴 |
湖沼、河川などに生息し、繁殖期には草むら、特に水田に多く、冬季は休猟区や禁猟区の水面、 あるいは海上の沿岸近くでも見られます。 渡りは行いませんが、北部個体群は冬季になると南下します。 和名は「軽いカモ」という意味ではなく、「軽の池」(奈良県橿原市大軽周辺とする説もあり)で夏季も 含めて見られたカモであったことに由来すると考えられています。 グェッグエッと泳ぎながら鳴き、飛んでいる時も鳴きます。 黒いクチバシの先に、黄色の模様があり、顔が白く、眼を通る黒い線があります(過眼線)。 カモ類としては珍しく、雌雄同色です。 イネなどを食害する害鳥とみなされることもあります。 本種は雑食性の性質があり、植物質のエサ以外にタニシなども好んで食べ、肉に臭みが出るので日本で はマガモのように賞味される機会は少ないのですが、フランスではジビエ料理で当たり前のように賞味され ており、マガモより食味が極端に落ちるようなことはなく、植物食の傾向が強い時期の肉は、マガモと並んで 美味いとされています。 繁殖地が高密度になると、メスが他のカルガモの子、あるいは他種(オカヨシガモ等)の子を殺すことが報告 されています。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (北海道、関東) | 夢見ヶ崎動物公園 等 |