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目 | ハト目 |
科 | ハト科 |
体長 | 33〜35cm (翼開長)52〜60cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 |
ユーラシア大陸東部〜南部、日本。 日本では国内で繁殖する留鳥(北海道や本州北部に分布する個体群は越冬のため南下する夏鳥)。 |
食べ物 | 食性は雑食で、主に果実や種子を食べますが、昆虫類、貝類、ミミズ等も食べます。 |
主な特徴 |
低地から亜高山帯まで幅広く生息しています。 特に畑地と周辺の集落、雑木林に多く、公園や街路樹、庭木などのある市街地にも棲みます。河川敷 にも多いです。 体色は雌雄同色で茶褐色から紫灰色で、翼に黒と赤褐色の鱗状の模様があるのが特徴です。 英名のTurtleはこの鱗状の斑紋に由来します。また頚部側面に青と白の横縞模様があります。和名の 由来はキジのメスに体色が似ていることが由来です。 デェデェーポッポーと鳴きます。 地上に下りてウォーキングをしながら、落ちている種子、果実などをついばんで食べます。 一夫一妻ですが、番(つがい)の関係は長くは続かず、繁殖がうまくいかなかった場合は、一つの繁殖 サイクルだけで、番を解消するパターンが多いです。 繁殖期はほぼ周年で、1回に2個の卵を産みます。抱卵日数は15〜16日で、抱卵は夕方から朝までの 夜間はメス、昼間はオスが行います。ヒナは孵化後、約15日で巣立ちます。 ヒナは親の口の中へクチバシを入れて、親の分泌するピジョンミルクを食べます。このため親の食事さえ あれば、繁殖は可能です。ピジョンミルクはオスメス共に分泌が可能です。 ピジョンミルクは親鳥の”そのう”から出されるミルクのようなものです。最初はこのミルクで育ち、少しずつ 草や種子などが与えられます。 ヤマバトという別名のとおり、かつては山地に生息し、めったに人前に姿を現さなかったのですが、1960年 代に都市部での銃猟が制限されるようになってからあまり人間を恐れなくなり、1970年代には街路樹や 建造物でも営巣するようになりました。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (北海道、関東) | 多摩動物公園 等 |