キタキバシリ
(北木走)

(学名:Certhia familiaris daurica  英名:Eurasian Treecreeper)



【動物図鑑内検索】


(写真をクリックで拡大します)
キタキバシリ(北木走) キタキバシリ(北木走)
スズメ目
キバシリ科
体長
12〜15cm
尾長

体高

体重

分布
ユーラシア大陸の中緯度地方に幅広く分布。本亜種は北海道でのみ分布。
食べ物
食性は動物食で、小型の虫、アブ、蛾の幼虫、クモ等。
主な特徴
低地から亜高山帯にかけての針葉樹林内に棲んでいます。様々な樹林を好みますが、地衣類が発達
した林を好みます。
木の幹に縦にとまり、登る姿からキバシリ(木走)の名が付けられました。
キバシリの亜種で、北海道にのみ生息しています。
  ・キバシリ(学名C.f.japonica) 本州、四国、九州に分布。
キタキバシリとキバシリの見た目はほとんど同じで、野外での識別は困難です。

スズメより小さく細身です。体の上面は褐色地に白色のまだらで、樹皮に似た色をしています。腹面は
白色、尾は長く褐色です。クチバシは細長く下に湾曲しています。雌雄同色です。
樹幹部を木の下からクルクル回りながら上って行き、登り切ると別の木の下部に飛び移ります。樹皮の間
や地衣類の隙間を探し、小型の虫、アブ、蛾の幼虫、クモなどを捕らえて食べます。
単独、または番(つがい)で行動することが多いですが、シジュウカラ等の他のカラ類の混群に混じって
いることもあります。
ピチピイピイチチーなどとさえずり、スズムシのような音でシリリリリリリと鳴きます。

木の割れ目や樹洞に、朽木の破片をクモの巣で繋いで椀状の巣を作ります。産卵時期は3〜5月で、産卵
数は4〜5個、抱卵日数は14〜15日で、メスが抱卵します。ヒナは14〜16日で巣立ちます。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道、関東)


動物図鑑(どうぶつずかん)へ戻る(動物図鑑TOPへ戻る)
TOP・動物写真のホームページへ
動物別ギャラリー
動物写真のブログ