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目 | スズメ目 |
科 | シジュウカラ科 |
体長 | 12〜13cm (翼開長)約21cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 |
ユーラシア北部 日本では北海道、本州、四国、九州に周年生息する留鳥です。本州以南では山地から亜高山帯の森林内 に生息し、北海道では平地でも見られます。 |
食べ物 | 食性は雑食で、昆虫類、節足動物、果実等を食べます。固い果実でもこじ開けて食べることができます。 |
主な特徴 |
平野から山地までの森林に生息しています。種小名montanusは「山」の意です。 亜高山帯で繁殖した個体は、冬季低地に下りて越冬します。秋から冬にかけてシジュウカラ科の他種と混群 を形成することもあります。 クチバシはやや細く、上クチバシが直線的、頭上の黒色部は光沢が無く少し褐色を帯び、ベレー帽をかぶっ ているように見えます。喉は黒く、下面は白色で、脇はやや褐色がかります。上面は灰色で、次列風切外縁 は白く、尾は円尾です。 北海道に分布しているハシブトガラと似ていますが、識別は困難です。ハシブトガラは頭上と喉の黒色部に 光沢があり、クチバシはやや太く、次列風切外縁の白色部は目立ちません。尾は角尾です。 さえずりはツピー ツピー ピピー ピピーと細い声で、地鳴きはツィ チー チーです。 繁殖形態は卵生で、枯れ木に穴を掘り、その中に樹皮、苔などを使って皿状の巣を作ります。日本では4〜7 月に5〜9個の卵を産みます。抱卵はメスのみが行い、抱卵期間は12〜15日程、ヒナは約18日で巣立ちま す。 生息地によっては開発による生息地や獲物の減少に伴い生息数が減少しています。 国際自然保護連合(IUCN)により、軽度懸念(LC)の指定を受けています。 日本の以下の都道府県でレッドリストの指定を受けています。 ・絶滅危惧(EN) - 長崎県 ・危急種(VU) - 神奈川県 ・準絶滅危惧(NT) - 東京都、滋賀県、大阪府、兵庫県、奈良県、長崎県 ・留意 - 岡山県 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |