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目 | カモ目 |
科 | カモ科 |
体長 | 115〜145cm (翼開長)180〜220cm |
尾長 | 14.5〜16.0cm |
体高 | |
体重 | 約5kg |
分布 |
ユーラシア大陸北部で繁殖し、冬季になるとヨーロッパ(アイルランド、イギリス南部、オランダ、デンマーク など)、カスピ海周辺(西部個体群)か、大韓民国、中華人民共和国東部、日本など(東部個体群)へ南下し 越冬します。 日本には、本州以南の広い湖沼や河川、海岸などに飛来し、北海道では旅鳥で、ウトナイ湖北部を通過 するものが多いです。 |
食べ物 |
食性は植物食で、水草の葉、茎、地下茎、根茎、種子、果実等。 田畑、水田で地上を歩きながら草の種子をついばんだり、草の穂をしごいたり、水面でクチバシを動かして こしとったりします。浅い水中に首を入れたり、逆立ちになって上半身を入れたりして、水底の草や堆積物を 食べます。首が長いため、カモ類の中ではより水底の食べ物を食べることができます。 |
主な特徴 |
日本では、低地から山地にかけての、淡水域や汽水域などで越冬します。 日中は水田や田畑に採餌に出かけているため、そのあたりで見られ、早朝や夕方頃には、河川の中洲や 湖上で寝ています。 繁殖地では、ツンドラ地帯の曲がりくねってゆっくり流れる河川や湖沼の多い湿地に棲みます。 全身の羽衣は白いです。クチバシの先端が丸みを帯びるか角張って突出せず、色彩は黒く、鼻孔は クチバシの中央部よりやや先端寄りにあります。上クチバシ基部から鼻孔にかけて黄色い斑紋が入ります。 足は黒いです。 雌雄同色です。 コォーコォーと鳴きます。 地上の草むらや、ギリギリ水につかる地面に、直径1mぐらい、高さ50〜60cmぐらいの巣を、草、枝、コケ類 などを使ってオスメスで作ります。巣は皿形で、メスは自分の綿毛を産座に敷きます。卵数は3〜5個です。 メスが抱卵し、ヒナは約29日で孵化(ふか)します。ヒナは早成性の離巣性です。オスメスで世話をし、 約42日で独立します。 以前は和名がハクチョウとされていましたが、1974年に発行された日本鳥学会のリストからはハクチョウ属 他種との混同を避けるため、コハクチョウへ変更されました。 オオハクチョウとコハクチョウはよく似ているので、単独で見るとどちらなのか区別が付きにくいですが、 大きさ以外では以下のような違いがあります。 ・クチバシの黄色い部分がオオハクチョウの方が広い。 黄色い部分がクチバシの付け根から鼻孔まで広がっているのがオオハクチョウ、黄色い部分が クチバシの付け根から鼻孔までの間までしかないのがコハクチョウです。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |