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目 | チドリ目 |
科 | チドリ科 |
体長 | 14〜17cm (翼開長)42〜48cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | |
分布 |
ユーラシア大陸の低・中緯度地方で繁殖します。冬季はユーラシア大陸南部からインドやアフリカ大陸中部 に渡って過ごします。 日本では北海道、本州、四国、九州などに夏鳥として渡来して繁殖します。九州以南で少数が越冬します。 |
食べ物 |
食性は動物食で、昆虫類、節足動物等を食べます。俗に千鳥足と呼ばれるジグザグとした移動と静止を織り 交ぜて、素早く獲物に詰め寄り捕食します。 |
主な特徴 |
海岸や河川の中流域、湖、池沼等に生息します。渡りの時期には、山地の開けた草原に飛来することもあり ます。 水辺に多いですが、どこか近くに水域があればよく、短期的に出現する砂礫地でも繁殖期であればすぐに 住み着きます。洪水の氾濫原のような変化の激しい不安定な環境に適応しています。 頭頂部と背面は灰褐色、腹面は白い羽毛で覆われています。 眼の周囲の羽毛は黄色、クチバシから眼を通り側頭部へ続く黒い筋模様(過眼線)が入ります。額にも黒い 斑紋が入り、過眼線と交わります。喉から後頭部にかけての羽毛は白く、頸部には黒い首輪状の斑紋が入 ります。足はオレンジです。 砂地に浅い窪地を掘り小石や貝殻等を敷いた巣に、日本では4〜7月に3〜4個の卵を産みます。オスメス 交代で24〜25日抱卵します。親は巣に外敵が近づくと翼を広げて身を屈め傷ついたフリ(擬傷)をして巣 から離れ、外敵の注意を巣から反らします。ヒナはその間じっとして動かず、保護色により周囲の小石と区別 が付きづらくなります。ヒナは生後24〜29日程で飛翔できるようになり、その後18〜25日で独立します。生後 1〜2年で性成熟します。 ピオと優しい声で鳴き、繁殖期には、飛びながらピッピッピッと続けて鳴きます。 現在発行されている110円切手のデザインのモデルになっています。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |