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目 | キジ目 |
科 | キジ科 |
体長 | オス:75〜89cm メス:53〜62cm |
尾長 | |
体高 | |
体重 | 約1kg |
分布 |
ユーラシアと北アメリカの温帯〜亜寒帯。 日本には北海道と対馬に留鳥として生息しています。 |
食べ物 |
食性は雑食で、交互歩行しながら地上にある植物の芽、葉、種子や、動物では昆虫、クモ類、多足類、 軟体動物などを食べます。 |
主な特徴 |
日本固有種のキジに近いですが、より拓けた環境(草原や耕作地など)を好んで住環境とします。 比較的人間の活動の多い場所の近くを好むようです。 白い首輪と眉斑があります。キジとよく似ていますが、白い首輪より下は褐色や灰色に羽縁があったり、 斑があったりと複雑な模様をしています。 コウライキジのオスは10羽程度のメスとのハーレムを作ります。秋に群れを作り、翌年の春まで群れで生活 します。オスは毎年春にケーン、ケーンと大きな鳴き声で存在を知らせ、縄張りを形成します。競争相手から 自分の領域とハーレムを守ります。競争相手との出会いが激しい闘いになることもあり、ケヅメを使って蹴り 合います。 4〜7月頃にかけて繁殖します。乱婚の可能性が高いです。 草原、低木林、農耕地周辺の草むらの中に巣を作ります。卵数は6〜12個です。 メスが抱卵し、23〜25日で孵化します。ヒナは早成性で、孵化後、すぐに歩き始めます。メスが連れだって 巣を離れます。 本亜種のコウライキジは朝鮮半島産であったものが1750年頃から輸入され放鳥されました。現在に至っても 多数増殖しています。1920年頃に本州、九州で放鳥され、本種(日本固有種のキジ)と交雑しましたが、繁殖 力が弱く根絶しました。北海道、対馬では種キジが生息していないため、放鳥されたコウライキジが繁殖して います。 コウライキジは30の亜種に分けられます。日本固有種のキジはオスの翼を除く体色が全体的に緑色です が、コウライキジは冠羽と体色が翼と同じく褐色であり、多くの亜種には首に白い輪状の模様があるのが 特徴です。このためコウライキジは俗に「クビワキジ」、キジは「ニホンキジ」と呼ばれ区別されることがありま す。メスやヒナはキジとの識別は困難です。 寿命:は野生下で10〜20年です。 1986年4月1日に北海道千歳市の「市の鳥」に制定されています。 |
この動物が見られる 主な動物園・水族館 (関東) |