メジロ

(目白、繍眼児)



(学名:Zosterops japonicus  英名:Japanese White-eye)



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メジロ(目白、繍眼児) メジロ(目白、繍眼児)
スズメ目
メジロ科
体長 11〜12cm  (翼開長)17〜18cm
尾長
体高
体重
分布 東アジア(日本、中国、朝鮮半島、台湾、海南島)から東南アジアにかけて分布。
日本では冬季の寒冷地を除く全国に分布します。北海道では少ないです。
北海道・東北では夏鳥、関東以南では留鳥です。
食べ物 食性は雑食で、柔らかい木の実、昆虫などを食べます。
甘いものが好物でサクラ、ウメなどの花の蜜を吸います。

主な特徴 低地から山地にまで広く分布し、市街地の緑地のある公園などでも見られます。
スズメよりも小さく、日本で見られる野鳥の中では、ミソサザイ、キクイタダキに次いで
最も小さい部類に入る小鳥です。
目の周りの白い輪が特徴で、名前の由来となっています。
睡眠時は群れ全体でかたまりとなって枝にとまる習性があるため、夕暮れ時になると
かたまりの中心にわれ先にと割り込もうとするメジロの姿を観察することができます。
メジロは体を寄せ合って寝る珍しい鳥です。

上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色です。目には白いアイリングがあり、
ノドは黄色味を帯びています。下面は白く、脇は薄く褐色味を帯びています。
雌雄同色です。
サクラ、ウメなどの花の蜜を吸う為、クチバシはやや下向きに曲り、先端は細くとがっています。
花の蜜を吸う時に体に花粉を付けて運び、花の受粉にも役立っています。

現在、一般には鳥獣保護法により捕獲禁止となっており、飼育も禁じられています。しかし
毎年のようにメジロの密猟者が摘発されています。

和歌山県、大分県の県鳥に指定されています。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(北海道・関東)
上野動物園 等




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