ノゴマ
(野駒)

(別名:日の丸)

(学名:Luscinia calliope  英名:Siberian rubythroat



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ノゴマ(野駒)
スズメ目
ツグミ科
体長
15〜16cm
尾長

体高

体重
16〜29g
分布
シベリア、中国東北部、中国南部、東南アジア、インド。
日本では夏季に北海道に繁殖のために飛来する夏鳥で、本州以南では渡りの途中に飛来する旅鳥です。
南西諸島では少数が越冬(冬鳥)します。
食べ物
食性は動物食傾向の強い雑食で、主に昆虫類を食べますが果実も食べます。
ヒナには主に昆虫を与えます。
主な特徴
平地から高山帯までの低木林や草原に生息しています。渡りの途中や越冬地では森林に生息することも
あります。
スズメよりも一回り大きい小型のツグミの仲間で、体全体は地味な褐色をしていますが、目の上とクチバシの
近くに白い線があり、オスのノドはとても鮮やかな赤い色をしていて目立ちます。
メスのノドは赤い斑紋が入る個体もいますが面積が狭く、多くの個体は喉が白いです。
クチバシは黒く、後肢は薄いオレンジ色をしています。
ノゴマ(野駒)という名前は、野(原野)に生息するコマドリ(駒鳥)が由来という説があります。
さえずりはキョロキリ、キョロキリ、キーキョロチリリリで、地鳴きはグッグッやヒューヒューヒューと鳴きます。

倒木の下などに枯葉や根などで皿状の巣を作り、6〜8月に3〜5個の卵を産みます。メスのみが抱卵します。
約14日で孵化(ふか)し、育雛はオスメスで行います。

オスのノドの色がとても美しいため「日の丸」という別名で呼ばれ、英名でもRuby throat(ルビー色のノド)と
呼ばれています。ノゴマのノドの色は英名の通り本当に美しく、赤い羽毛の間には金色の羽毛も交じってい
て、光線の当たり方でとても美しく輝きます。
この動物が見られる
主な動物園・水族館
(関東・北海道)


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